※ネタバレあります
『abc~青山ボーイズキャバレー』
2009/10/12(月)~10/25(日)
場所:青山円形劇場
原案:松野一茂
脚本・構成・演出:岡本貴也
あらすじ
毎年恒例のショー「青山ボーイズキャバレー」。
今年は有名な画家「タカシ・ヒロセ」の演出で行われる予定で、
リハーサルも順調に進んでいた。
しかし開演直前、本物の「タカシ・ヒロセ」が登場し、
今まで演出していたのはその弟子であることが判明。
突然現れたタカシ・ヒロセは、開演時間がせまる中、次々と演出を変えはじめる。
殺陣ができなくなった殺陣衆、揃わないダンスチーム、
間違って呼ばれたストリートミュージシャン、
事故にあうファッションショーの衣服運搬車・・・
ハプニングの続く中、ついに開演時間。 果たしてショーは成功するのか・・・?
あらすじがうまく書けない><
18日の夜を見てきました。
内容は、男だらけのバックステージドタバタコメディ。
やっぱり男の人が動くと迫力があるし、動きにキレもあるから
見てて面白いですね。
ストーリーは、演出家師弟を軸に、スタッフチーム、ダンスチーム、殺陣衆
それぞれのドラマが描かれていく感じ。
どうしてもカラを破れない弟子に、心の中さらけ出せ!と激励する師匠に感動しました。何か自分に言われてるようで・・・><
客入れまで時間がないっていう緊張感は、舞台とかやったことある人なら共感できるかも。
私も一度だけ経験してるので、ドキドキそわそわできましたw
ラストはスピード感があって、わーっと最後まで駆け抜ける感じ。楽しい。
あれってどうなったの?っていう結末が描かれない部分もありましたが、
この舞台では、逆に「描かれない」が正解だったのかなと思いました。
違和感無くすっきり終われていて、私は好きでした。
ゲストの大河元気君は、ワンシーンのみ出演で、
入山学さんとのコントでの絡み。
アドリブでの芝居(?)なのか、苦笑したり、
これ大丈夫!?と確認したりしていました。
魚嫌いなのに吊り上げられた魚役の無茶ぶりをされ、
「もうやらない」と残して退場w
これぶっつけ・・・なんですかね?w
余談ですが、ファッションショーの衣装の代わりに
「ホテルから借りて来い」と言われてたものがバスローブだと思い込んでた・・・。よく考えたらラストに着て出るのに、それじゃ締まらないね(゚ ゚)
難しいこと考えずに楽しく見られる舞台でした! 面白かったです。