『THE LIGHT』
2009/11/4(水)~11/8(日)
場所:参宮橋トランスミッション
原作:服部整治
脚色・演出:キタムラトシヒロ
あらすじ
クリアすれば3億円の賞金がもらえるというゲーム。
そのクリア条件は、それぞれの部屋にある『ライト』を消し、そこから脱出すること。
ライトは、その色に合わせた感情をプレイヤーが感じることで消える。
プレイヤーには基本的な色の「感情」しか知らされていない。
ある男が目覚めると、そこには銃殺死体、
そして点いていたはずの黒いライトが消えていた。
このゲームには、賞金のためなら手段を選ばない殺人鬼がいる・・・
誰も信じられない状況で、プレイヤーたちは最後の部屋に集まり始める
最後の部屋のライトは 黒 黒 紫 緑 黄色
最後の部屋のみ、順番どおりに消さなかった場合は2度間違えた時点で失格。
黒のライトの消し方は?ゲームをクリアするのは一体誰なのか・・・?
あらすじが荒すぎてむしろ枠><
もう終演して1週間以上経っていますが、THE LIGHT感想です。
とりあえずライトの色メモ。
黄緑 : 不安私だったら、黄緑と紫は部屋に入った瞬間に消す自信がある。ビビりだからw
オレンジ : 面白い
青 : 切ない
赤 : 怒り
ピンク : 萌え
黄 : うれしい
水色 : 達成感
紫 : 恐怖
緑 : くやしい
黒 : 無
この作品は、以前に映画になっているのを見ましたが、
それとは全く変わっていました。
映画のほうは、ひとつの部屋にある複数のライトを消していく方式でしたが
舞台版はいくつかの部屋を移動しながら、
それぞれの部屋のライトを消していくという演出。
狭い舞台でしたが、セットがすごくリアルで、
古いコンクリートの打ちっぱなしの感じが不安感を引き立たせていました。
でもキタムラさんの演出なので、ただのサスペンスのみでは終わりません。
そのセットの中、リンダリンダを熱唱するところから幕が開きましたw
今回は笑うところないかなと思っていたけど初っ端から笑いましたww
番外公演だけあって、Z団員の方々が普段と違った芝居で新鮮。
特に女性陣が180度と言っていいほど違いました。奈緒さん可愛らしかった^^*
あと滝田さんは和服でなくても立ち姿がカッコいいです。
出てきた瞬間目を惹かれる存在感がありました。さすが。
完全に居酒屋な雰囲気(客も役者も酒あり)の
アフタートークショーでもキタムラさんがおっしゃっていましたが、
前回のゲーム参加者がこの中に混ざっているっていう設定で、
その人物は恐怖に駆られて部屋を出て行ったのに、次の部屋に入ってくるときは平然としている。
なんていう伏線が色々含まれていたのも良かったです。
伏線が「ああやっぱり」ってつながる時って気持ちいいですもんね。
でもその伏線がちゃんと伝わるようにするって、
脚本もそうだけど演技力が必要なんだろうなぁって思います。
繊細な作業ですよね。
全体的に面白かったのですが、
ちょっと気になったのは、恐怖感に物足りなさを感じたところ。
ラストに、これでゲームが終わる・・・と思ったら2ndステージが待っていた
っていう絶望感にはぞくっと来ましたが、
もっとパニック感があったり、後味悪ーい感じでもいいかなと思いました。
でもやっぱりZ団好きです!次の公演も楽しみ^^
Z団オフィシャルサイト
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